女神の心

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次の日の朝。 俺は、携帯のアラームで目を覚ました。 すぐにカーテンを開ける。 『きもちい…』 光合成をしてるわけじゃない。 ってか、人間じゃないし。 ただ、朝日を浴びると眠気が覚めるのだ。 少したってから、洗面所で顔を洗い、歯を磨いてから朝飯の用意をした。 今日の朝飯は、トーストとコーヒーだ。 今日じゃなく毎日だ。 『やっぱ朝はトーストとコーヒーに限るよ。』 トーストをかじりながら、テレビのニュースに目をとうしていた。 『ほんと不景気だなー』 ニュースを見ながらぼやく。 最後の一口を口の中へ放り投げ、コーヒーで流し込んだ。 身支度を済ませ、少し余裕をもって登校した。 登校途中に なんか後ろから気配を感じる。 後ろを振り返ると… 『あつしーおはよー』 と全速力で俺に抱きついてきた。 『朝からうぜーなピンク頭』 別に髪の色がピンク色なわけじゃない。こいの頭の中が四六時中ピンク色なのだ。 『今日朝抜いてきた??』 横から聞こえるピンク野郎の声を無視しながら、学園についた。
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