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…………
どれくらい寝たのだろう?
いつ寝たのかも記憶にない。
でも、目を瞑って眠っていたのは事実だ。
意識が徐々に夢の世界から戻ってきて、俺はおっくうだったがうっすらと目を開けた。
見えたのは昼時の強い日差しが照らす自室の小汚い壁ではない、清潔感に溢れた白い天井。
まだ覚醒しきらない脳でぼんやりと現状を考える。
(……あれ?…ここどこだ?)
頭を左に向けると、細いチューブが布団の中の左腕から点滴のパックへと繋がっていた。
いつの間にか、服装も患者さんが着るような服になっている。
ここまできて、ようやく自分が今病院にいるのだとわかった。
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