00 始まり

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瞬間、 相手の竹刀が中心から外れ 面が無防備になる。 (っ!!もらった!) 意識とともに左足で体を前に進め、竹刀が面をとらえる ……はずだった。 --ヒュン…スカッ! (なっ──) --バカーン!! 「ドォーーー!!!」 「胴あり!」 それが相手の仕掛けた罠だと気付いたのは、抜き胴をくらって一本とられた後だった。 .
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