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心身共に疲れ切った体に鞭を打ち夜空の下チャリをこいで家に帰ると、今度は母親が同じような目つきで見てきやがった。 「……タダイマ…」 「あんた、いつまで遊んでるの? さっさと部屋に行って勉強しなさい!」 …もはや、言い返す気力もない。 無言のまま自室の扉を開け、竹刀袋を壁に立てかけて自身はベットに倒れ、意味もなく答えの出るはずのない問いについて考える。 .
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