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「グラサンは俺の一部なんだ。これがなくなったらもう俺は生きていけないんだよ!」
「じゃあさっさとグラサン叩きわってお前の人生終わらしてやるヨ。」
バキバキと指をならしながら長谷川さんに近付く神楽。
「ちょっ…やめてくれよ、なっ??酢昆布上げるから!」
「…ちっ…今日は許してやるヨ。」
「食べ物につられてるよね?確実につられてるよね?」
「細かいことは気にするなヨ。」
さっそく貰った酢昆布を食べ始める神楽。
「…はぁ…」
そんな神楽を見ながらため息をつく新八だった…。
「?何か悩みでもあるのか?おじさんでよければ相談に乗るぜ。」
「いやっ…長谷川さんに言っても…」
「オイオイ、もうちょっと信頼してくれよ~、こう見えても頼りになるぜ。」
自信満々に答える長谷川さんをみて、全然頼りにならないよとは言えなかった新八だった…。
「じゃあ…実は…今僕たち仕事の最中なんですけど…」
新八は仕方なく依頼の内容を話した。
「…何か知りませんかね?」
新八の話を一通り聞いた長谷川さん。
「うーん…すまないけど俺も知らないなぁ…」
やっぱりと言った感じでうなだれる新八。
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