勧誘

12/12
前へ
/726ページ
次へ
沖田「華桜…どこにもいかないで…。」 沖田さんは小さな子供のように私にすがりついた。 沖田「伊東さんにも土方さんにも華桜は渡さない…。君が嫌がっても僕は君を離すつもりなんかないから…。」 沖田さん…。 華桜「どこにもいきませんよ…。私みたいな奴欲しがるの沖田さんぐらいしかいませんよ。」 そんなもの好き沖田さんぐらいしかいない。 華桜「だから大丈夫です。それに私には沖田さんしか見えていませんから。」 私はニコッと微笑んだ。 沖田「何が大丈夫なのかさっぱり分からないけど…。まぁ、君がそう言うのなら…」 信じてあげる…と耳もとで囁いて頭を撫でてくれた。
/726ページ

最初のコメントを投稿しよう!

7542人が本棚に入れています
本棚に追加