松本良順

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沖田「そう思うなら華桜、止まってよ!!」 ヤダヤダ!! 今、止まったら泣いちゃう!! 泣いたら沖田さんが結核で死んじゃうって認めることになっちゃうよ!! そんなのヤダ!! 沖田さんは無敵だもん!! 沖田さんは不死身だもん!! 病気なんかにやられてたまるか!! 沖田「ゴホッ!!ゴホゴホッ!!」 私が無我夢中で走っていると後ろから沖田さんの苦しげな咳が聞こえてきた。 振り返って見て見ると沖田さんはうずくまっていた。 華桜「大丈夫ですか!?」 私が慌てて近づき沖田さんに手を伸ばすとガッチリ握られてしまった。 沖田「捕まえた。」
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