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沖田「ありがとう…。僕も君を愛しているよ…。」
お礼を言わなくちゃいけないのは私のほうだ…。
私を愛してくれて…
私を抱きしめてくれて…
私と…私と共に生きてくれて…
ありがとう…。
松本「コホン!!お二方…。」
松本先生は少しバツが悪そうに私と沖田さんに話しかけた。
私は慌てて沖田さんから離れようとしたが沖田さんは私の腰を抱いたまま離してくれなかった。
松本「なにやら幸せそうだが…解決策は見つかってないのだぞ?」
そうだった…。
沖田さんの病から目を背けてはいけない…。
沖田さんの調子に流されてはいけない…。
沖田さんは自分を大切にしない人だから…。
私が目一杯大切にしてあげなくちゃいけないんだ…。
私が…しっかりしなくちゃ…。
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