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華桜「私にとって沖田さんは本当にかけがえのない人です。私がもし沖田さんと同じ立場になったら一番に沖田さんに言います。」
私の言葉に沖田さんはピクリと肩を震わせた。
あっ…。
空気が変わった。
ピリピリと肌を刺すような緊張感…。
沖田「華桜には分からないよ!!」
沖田さんは声を荒げた。
沖田「華桜が僕と同じ立場になっても…君はきっと言わないよ…。華桜が病気になったと聞いたら僕はどんな手を使ったって君を新撰組から離れさせるもの。」
私は沖田さんの瞳をまっすぐ見ていられなくて顔をそらした。
沖田「華桜が泣きわめこうが何しようが僕は縛り上げてでも君を新撰組から追い出すよ。」
沖田さんは冷たい瞳をまっすぐ私に向ける。
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