もう止めて!!私の精神的なライフはとっくにゼロよ!!

11/15
前へ
/26ページ
次へ
もしかしたら……花美を探しているのかな? 「凜、花美を探しているのかい?」 凜はうなずく。 やっぱりな……しかし何故花美を探しているんだろう。 なついたのかな?花美に。 「凜、花美は今外にいるんだ。どこにいるかは分からな……」 (ガタン) 「って、うわーっ!!」 凜は開いてる窓に身を乗り出し、そのまま外に出た。 大変だ!!凜が外に出たらとんでもない事になりそうだ!! 「くそっ!!」 僕は慌てて玄関から外に出る。 「凜!!どこだ!!」 ダメだ……見失ってしまった。 とりあえず探さないと、騒ぎを起こす前に。 「凜!!どこにいるんだ!!」 あぁ……僕が余計な事を言わなければ。 「うわぁっ!!な、なんだ?」 あーっ!!早速トラブル発生!! 「え?絵?……何?」 しかもよりによってあんな不良っぽい人に…… 「あぁすいません!!その子捕まえてください!!」 「へ?」 謝罪が先なのに僕は何を言っているんだ!! 「わ、分かった!!そらっ」 あ、でもちゃんと捕まえてくれた。 「ありがとうございます!!この子の暴走を止めてくれて!!」 「……なんだか分からんが、アンタ大変そうだな」
/26ページ

最初のコメントを投稿しよう!

40人が本棚に入れています
本棚に追加