空っぽな彼

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とにかく、食事はこれで終わり。 結局、私も魚肉ソーセージで済ませた。 ぶっちゃけた話、凜が何するか分からないからカップ麺から魚肉ソーセージに急きょ変更したのよ。 しかし、まだ夜は終わらない。 正直、もう寝たいのだがそうはいかない。 凜の服を変えないと。 パジャマとかもそうだけど、普段着からまず変えなきゃ。 確かお父さんのお古があったはずだから、今はそれで我慢してもらおう。 風呂も今日は我慢してもらおう、まぁ服以外は汚れてないからいいでしょ。 私は入るけど、凜が寝た後に。 しかし、これから先の話になるけど凜を風呂に入れるのが大変そうだ。 まさか入れないわけにはいかないし、恐らくいっしょに入らないとダメっぽいな。 でもそうなると……いや、考えるのはよそう。 とりあえず、今は服だ服。 「凜、おいで」 私は凜を連れて、お父さんの部屋に向かった。 お父さんの部屋と行っても、お父さんは海外に居るので実際誰の部屋でもない。 その部屋にはベッドや机やタンスしかなく、ちょうどいいので凜の部屋にする事に。 確かこのタンスにお父さんの服があったはず…… 「えーと……どこだ?」 そういえば……下着とかも変えないといけないのかな。
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