―八大竜王―

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哉に付き従う八人の竜神。 八大竜王が一人、跋難陀。同じ八大竜王の難陀の妹である。 彼女達竜王は主の際にそれぞれ名をもらっており、その名は今のところ主しか呼ぶ事を許されていない。 跋難陀に与えられた名は「華龍(かりゅう)」。その名に込められた想いは「己の激情に負けぬたおやかな竜であれ」 彼女の外見は一言で表すなら落ち着いた大人な女性。哉いわく「とても美人」 髪は肩より少し下まで伸びた綺麗な桃を明るくした色の髪をしている。 服装はひらひらした物は好まず、似ている物を言うなら太古の服に近い物を来ている。 その性格は面倒見がよく姉みたいだと同朋からよく言われている。 彼女の属性は土。その通力は竜王で三番手に位置する。 戦いでは主に背中に背負った大剣を構え臨んでいる。 その大きさは尋常では無く、長さ身幅共に朱雀の持つ物を一回り大きくした程。 それを難なく振りまわしている、見た目からは想像もつかない剛力である。 跋難陀を含めた八大竜王の上位三人はその強い意志で己の激情を制しているが、その箍が外れる事がある。 哉が与える名前はそれを抑えるための戒めでもある。
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