与党の責任

1/1
0人が本棚に入れています
本棚に追加
/21ページ

与党の責任

予算委員会での質問と答弁をニコニコで観た。   民主党は大体フルボッコにされてた。 検討中大臣こと長妻さんも答弁してたが、どこかはっきりしない。 与党なら仕方ないことではある。議論中のことを例え持論としてでも「こうしたい」とはなかなか言えないもんだ。議論してる仲間内から反発あったりするし。その点モラトリアムの件での亀井さんは立派だったと思う。 内容に賛成はしないが。   大まかに見て、民主党と自民党の構図はあまり変わってないように思えた。菅は相変わらずブーメランだし、鳩山はちぐはぐ。 多分これが党としての力の差だと思う。 例え個人に力はなくても、みんなでまとめて「こう来たらこう答える」みたいなのがないし。官僚を使えてない大臣は特に答弁でしどろもどろしやすいみたいだ。 官僚に依存するのはよくない。選ばれてない官僚が政治やってんだからね。ただ官僚はよく働かなきゃならない。うまく働けるよい環境を整備するのが大臣の役目じゃないのか。 官僚の中には一つ法案を作るのに1週間近く徹夜する人もいるのだそうだ。まさに国のため。 いちいち過去の法律とつき合わせたり、法案のニーズを調べたり、関係者に説明に行ったり。 彼らが日本を縁の下で支えているのは間違いない。   政治主導は構わない。でもスペシャリストでない議員はたくさんいる。委員会たくさんあるからゼネラリストになりがち。そんな大臣たちが責任の重い、密度の濃い仕事をするには官僚の力が必要だ。 もっとも、充分な情報を大臣に与えずに大臣を操作する官僚もいる。大臣自身よく勉強しなきゃ…町村さんも言ってたね。「よく勉強して下さい」
/21ページ

最初のコメントを投稿しよう!