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雪『…私を…?』
涼『…そう…
雪を撮りたいんだ…』
雪『……』
涼『…俺…この
コンクールに
賭けてるんだ…
雪なら…
ヤレそうな気がする。』
雪『…そんな…
私なんか…』
涼『…雪は
綺麗だよ…
この世で一番
綺麗だよ…』
雪『…褒め過ぎだよ…』
涼『…俺は…
雪で…勝負を
賭けたい…』
雪『…涼…
本気なのね…』
涼『…ああ…』
雪『…解ったわ…
私なんかが
涼の役にたてるか
解らないけど…
私でいいなら…』
涼『…ホントに⁉』
雪『…ええ…』
涼『…有難う…
雪!!俺…
頑張るから!!』
雪『…涼なら
大丈夫よ。』
涼『…日時とかは
とくに決めない。』
雪『…え…?
そうなの?』
涼『…ありのままの
自然な雪を
撮りたいから。
雪は自然でいて…?』
雪『…なんかそれ…
逆にプレッシャーね。』
涼『…大丈夫だよ…
大丈夫…。
雪…』
雪『…ん…?』
振り返った雪に
俺はキスをした。
この前より
激しいキスを。
雪『…ンッ…
あ…涼…苦し…』
涼『…好きだ…
雪…』
雪『…私もよ…
涼…愛してる…』
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