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雪と付き合いだして、
2カ月がたっていた。
そして1週間後には、
恋人達が
待ちわびている、
X’masイブが
迫っていた。
雪と初めて迎える
イベントに俺は、
ワクワクしていた。
喫茶店でコーヒーを
飲んでいる雪に
涼『雪…?
イブの日どーしたい?』
と聞いた。
でも、悲しいかな…
イブの日も
仕事が入っていた。
雪『涼…仕事
何時までだっけ…?』
涼『…10時。』
雪『じゃあ…
愛の手料理作って、
涼のマンションで
待っててい⁉』
涼『…雪…
何処にも行かなくて
いいの…?』
雪『…涼と迎える
初めてのイブだよ?
涼と
二人だけで
過ごしたいの…』
涼『雪…
初めてなのに、
何処にも行かれなくて
ごめんな…?』
雪『…ううん…
いいの。
涼が傍にいてくれれば
それでいいよ…』
涼『…雪…
目…閉じて…』
雪がそっと瞳を閉じる。
俺は雪に
口づけをした。
雪『…涼…
みんな見てるよ…』
涼『…そんなん…
かまわないよ…』
雪『…涼…』
涼『…雪…
愛してる…』
雪『…私もよ…
愛してるわ…
涼…大好きよ…』
幸せな時間は
あっという間に過ぎて。
涼『雪…
俺これで戻らなくちゃ…』
雪『…仕事…
忙しそうだね?
涼…』
涼『…なんか…
デスクの社長が
話しがあるんだって。』
雪『涼ならきっと
素敵な話しよ。
頑張ってね。』
涼『サンキュ。
雪…また
電話するよ。』
雪と別れて、
俺はその足で
オフィスに戻った。
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