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ガバッ
白髪頭の男が勢いよく布団から
飛び起きる。
「…っハァ‥ハァ…胸糞ッ…悪ィ…ッ!!」
その男の名は、坂田 銀時。
万事屋を営んでいて、趣味は
糖分摂取、髪もよく見れば、
銀色で、攘夷に参加した、
過去あり――――――。
と、その時
ガラリと扉の開く音がしたと
同時に「おはようございまーす。」という声がした。
声の主は、万事屋で働く、
志村 新八である。
地味で、ツッコミ担当だ。
そしてその新八とある女の子
の声が聞こえたかと思うと、
銀時の部屋の襖が開いた。
「銀さーん。起きて下さーい…ってか銀さん起きてるじゃないですか。珍しい事もあるもんですね。」
と少々文句を垂れた新八だったが、銀時の哀しくも、切ない目、
を見て黙り込んでしまった。
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