プロローグ
2/5
読書設定
目次
前へ
/
117ページ
次へ
「ナカジマ、あと、どれくらいだ?」 少し幼い雰囲気をした、黒いスーツの若者は、 イヤフォンマイクを付けて歩きながら、 耳からコードでつなげ、ジャケットのポケットに入れた携帯端末に向かって、そう尋ねた。 『ちょうど10キロですねぇ。そろそろ水分補給でもいかがですかぁ?』 耳に聞こえてくる独特の喋り方の女性の声は、知能を持った万能戦略型人工衛星、ナカジマ。 彼にとって唯一の相棒である。
/
117ページ
最初のコメントを投稿しよう!
159人が本棚に入れています
本棚に追加
広告非表示!エブリスタEXはこちら>>
前ページへ
次ページへ
スターで応援
52(あなた 0)
小さく
文字
15
大きく
狭く
行間
1.8
広く
白
黒
クリーム
ゴシック体
明朝体
まとめてページ表示
指定なし
5ページ表示
10ページ表示
15ページ表示
ページコメント表示
ページスタンプ表示
最後に読んだページを自動で保存
最初のコメントを投稿しよう!