プロローグ

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「休暇、か…」 これまで、あらゆる所を旅してきた。 無謀とも思える事もこなし、生死を分ける場面にも、何度も遭遇してきた。 目的地まであと少しの木陰で、 彼はふと、これまでの事を振り返り、思い出していた。 風が優しく、彼の頬をなでる。 彼の名は、No.8。
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