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A子の話に適当に相槌をうちながら歩く、一方的に話している方はとても楽しそうな表情をしている。何がそんなに楽しいんだか。
「じゃあまた明日ね!」
「うん、じゃあまた」
道が2本に別れた場所で僕らの帰路も別れたからさよならをする。さて……周藤の家は。
しばらく歩いた所に割と新しめな一軒家があった、どうやらここがそうらしい。その位置から僕の住んでるマンションも見えた。本当に近い。
さっさと用件を済ませようと思いインターホンを鳴らした。
「…………」
誰も出ない。
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