春 Ⅱ

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そろそろ突き放しても構わないだろう、というか元々そんな深い関係でもないしハルとの間の弊害なら尚更だ。 「君には全く関係ないよね?」 「え……?」 ハルへのメールを作りながら淡々と喋る。 「ずっと思ってたけど、僕に馴れ馴れしくしないでくれるかな。僕、君と仲良くなった覚えなんて」 これっぽっちも無い、そう言った所で視線をA子に戻すと こいつときたら目に涙いっぱい溜めて俯いてるときた。 これじゃ端から見たら別れ話をしてるみたいじゃないか……。
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