🐤夕日🐤

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🐤夕日🐤

キミと僕隣同士ですわって夕日をみる いつもの放課後のことだった 今考えるとなんで毎回座ってまで夕日をみていたんだろう 不思議だな。 今僕は一人君が後ろにのっていないチャリで夕日の道を走っている いつもならここで止まるのに昨日も今日もこの道を通りすぎては思い出にひたる ある日の放課後の帰り キミは言った 「あのさ。。私と付き合ってても楽しくないでしょ?」 ん? 今なんて言った? 「へ?」 思わぬ言葉に驚く僕 そして俺がフラれるなんて信じられない出来事 「とにかくさようなら」 キミはそうぃうと僕の目の前から去っていた 一人で夕日の前でただずむ なにが起こったか理解できぬまま ただわかったのは泣いていた 知らないうちに僕の目から沢山涙がでてた どうしてフラれたのかも考えた。でもちゃんとした理由なんて僕にはわからなかった キミは僕の初恋の人でずっと失いたくなかったのに 連絡もつかぬまま それから数日たった キミはほかの男の子と楽しげに学校から帰っていた 僕はそんとき思った ほかに好きな人ができただけだったんだ キミに怒りに行きたかった でもいかなかった。 君は僕が傷つかないような言葉を選んでくれてたこと気付いたから そんなんで今はお互い違う道を進んだけど いつも夕日をみると君を思い出す 未練とかじゃなく君がいたことは僕の記憶から消したくないから 夕日はどんどんしたにおちていく。でも代わりに夜には綺麗なお月様が 空は一人になることはないんだ 雲もいるし、飛行機だって飛ぶし 僕は一人になりたくなかっただけなんだとも思う 今は一人だけど夕日や空を見ていると僕は一人じゃないって思えるんだ つぎ彼女ができたら教えてあげよ 空の美しさ 夕日はなんだか寂しいけど綺麗なんだってて 今日も夕日を見ながら家に帰る僕でした
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