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そこへ竜ヶ崎も拳銃(やはりダミー)を取り出し、覇王は剣山へ銃口を固定し、竜ヶ崎も虎ヶ岳に銃口を固定した。
「おい!竜ヶ崎どうした!?」
「ハハハ…幹部直々に命令が出たものでな。」
竜ヶ崎がこう言うと、二人は顔が真っ青になり始めた。
そこへここまで傍観していた熊田と権田が二人の元へ駆け寄り、体を固定した。
「おい、何するんだよ!」
「離せ!」
もがき始める二人。
しかしお構い無く、覇王と竜ヶ崎はジリジリと近より、銃口をピッタリと頭につけた。
二人の顔から血の気が引いていく。
それを見て覇王は言った。
「うぬら…さらばじゃ!」
「なっ…」
ゴリッ…
「何ゆえ~…」
「痛気持ち良い!」
二人はわけわからない言葉を発しその場に倒れた。
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