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とりあえず思いついた疑問を、オフリアに投げかけてみる。
すると、すんなりと答えが返ってきた。
「何故召喚されたかとゆうとね。
実は理由はないの。
あらゆる世界から一定量以上の魔力を持っている人間をランダムに選出して、召喚する機能を持った魔方陣なの、あなたが乗っているソレは♪」
オフリアは相変わらず上機嫌に、原理を説明してゆく。
説明慣れしているのか、説明好きなのかはわからないが・・・。
「つまり俺は運よく選ばれて、今この地に立ってるってことか?
はは、ウケるな。」
宝くじに当たったような、そんな感覚に似ているな、と光真は肩を揺らして笑った。
「あら、案外普通なのね。
急にこんなワケのわからない世界に召喚されたのに。」
オフリアは驚きを露わに光真に尋ねる。
「ああ、なんってか。
ジタバタしても仕方ないし、自分の世界は退屈なだけだったからなー。
思わぬラッキーを引いたってことで、これからを楽しむさ。」
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