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毎日変わらない日常。
ただ、流れるだけの時間。
退屈な日々。
何の目的もなく、過ごす事に嫌気が差していた。
いつもの平日、退屈な授業を寝て終わらせたいつもの放課後。
いつものようにゲーセンに向かった。
店の奥にあったゲーム機に興味が沸き、近づいてみたら突然光に包まれた。
気がつけば、俺は暗い部屋の中に倒れていた・・・。
「はっ」
朝日の眩しさに目を細め、ぼーっとする頭をすっきりさせるために顔を洗う。
鏡には、真っ赤な髪に、少し目つきの悪い自分の顔が映っていた。
昨日の出来事を夢に見ていたようだ。
「とりあえず、これに着替えるんだったな。」
壁にかけられている制服を見ながら独り言。
昨日はあれから、この部屋(どうやら学生寮の一室)に連れられ、この服を着て魔法学園まで来いとのこと・・・。
昨日召喚された場所が、その学園の地下室だったらしく、場所はわかるから問題ないな。
それから昨日の出来事を思い出す。
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