Cell Train

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取り敢えず気絶した大輔さんをお風呂場より連れ出し僕達もお風呂から出た。 着替えは迅速に、いつ大輔さんが起きるかドキドキしながら着替えましたよ。 「大輔さん……大丈夫なんですか?」 「大丈夫よ、大ちゃんはしぶといのが取り柄だから!!」 やたら笑顔の所長さん。 「うにゅ~、お姉ちゃんは髪の毛いじるの上手いですぅ」 「所長さんの髪の毛が綺麗だからですよ……はい、出来ました」 「わぁ~……」 鏡には、栗色の髪を綺麗にツインにされた所長さんが。 そして僕は………。 「あのぉ……良いんですか?これ着て」 所長さん方と同じデザインの制服を纏ってる。 「良いんですよ!!私達の仕事手伝ってくれるんですから!!」 「そう……ですか」 「でも良かったですね~、調度なサイズが在って」 「はい……助かりました」 「くっ!!美少女と幼女の香り!!」 ガバッと訳が解らない事を言いながら起き上がる大輔さん。 い、イメージが………もっと知的な人だと思っていたのに……。 「それはさて置き……所長、そろそろ仕事の時間です」 「あ、本当だ~、じゃあ行くです」 「ひかるさんもどうぞ一緒に」 「あ、はい」 「これから仕事がありますが、まぁそんな硬くならずにやって下さい」 ニッコリと笑う大輔さん。さっきの行動が無ければ完璧なんだけどなぁ~。 「ふぅ~」 仕事か………確か雑用と荷物のチェックだっけな? 僕、ちゃんと出来るかな……。
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