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形の無い幸せを維持するのは、簡単そうに見えてそうでも無い 掬い上げた水のように、指の隙間からはらはら落ちていく 気付かないうちに… 欲しかった幸せを探すのに、彷徨って 見つけた幸せを手に入れるのに、傷ついて 手の中にある大切な想いは 大切にすればする程、消えてしまうんじゃないかな? 永遠なんて、本当は無いのかもしれない どんなに愛を口にしても、愛しい相手を繋ぎとめても ぼんやりしてたら ほら… ………――――いなくなる…。
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