プロローグ

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魔法が普通に存在する世界 アクア そのなかで特に魔法が発展した国 ヴィナリス そこの有名貴族であるフォン家はある朝とても落ち着かない雰囲気に包まれていた ある部屋の前を身長が高く精悍な顔立ちに髭を少し生やした男が険しい顔でせわしなく歩き回っていた 彼はフォン家の主であるエホード 部屋のなかから何やら話し声が聞こえ緊迫した雰囲気が感じられる しばらくして部屋の扉が開きなかからエプロンを身に纏った女性が一人出てきた 「!どうだった?無事産まれたか?」 エホードは出てきた女性に凄い勢いで聞くと女性はニッコリと微笑んだ 「はい。無事に産まれましたよ。旦那さまも中にお入り下さい」 女性に促されエホードは顔を綻ばせながら部屋に入っていった
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