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光が収まり自分達がどこに居るか確認するために回りを見渡す
どうやら、どこかにのつながる道の真ん中に転移させられたらしい
「ここどこだ?」
さっぱり見当がつかずに隣のエミに聞くと盛大なため息を吐いて馬鹿にしたような、いつものあの冷たい目で見てきた
ジーク達も苦笑いしている
仕方ないと言わんばかりだ
でも…そこまでやられると少ーし若干地味に傷付くんですけど…
「お前が遅刻するから悪いんだ」
「えっ!!俺遅刻してねーじゃ…スミマセン」
エミの言葉に思わず反抗するとギロッと睨まれ条件反射で思わず謝ってしまった
だって怖いんだよ!般若だよ!?
「全くカー君はしょーがないな!アタシが教えてあげるよ!」
見かねたのか今までの流れを完全に無視したのか分からないやけに明るい声で代わりにリンが説明してくれるらしい
「んとね、カー君が来る前に説明があったんだけどね、この道を北の方に行ったら…何とか町があるんだって!そこで…まぁあれだよ!!うん。分かった?」
途中目を泳がせながら説明してくれたリンには悪いが
色々重要なとこが穴だらけで全くと言っていいほど分からない
「リン。なんで何とか町なんだ。忘れただろ」
「てへ」
呆れ気味のジークの指摘に可愛らしく舌を出したリン
「リンだしね。仕方ないよ」
何故か爽やかな笑顔で言い切るシオン
その言葉にリンは不満なのか口を尖らせている
「全くリンはしょうがないですね。私が代わりに説明しましょう」
カレンが見かねて説明した事をまとめると
この道は北に進めばガロンという町に続いていて
今回俺たちが受ける依頼はガロンから来たものでそこで話を聞いて場所にいって討伐そして町に戻って一応報告したら終了らしい
あと今回の依頼は学校経由だから正式な報告をしたらあとは休みがもらえるらしい
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