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とりあえず北の方に進みだしたがガロンと言う町はまだ見えない
どのくらいかかるんだ?
まぁ日が暮れない内に着けばいいけど
みんなで他愛もない会話をしつつ町を目指して歩いて行った
「ようやく着いたか」
ガロンにつく頃にはもう夕方になっていた
ガロンはそれほど大きい訳ではないが平原に建てられていることもあってかしっかりとした城壁で守られていた
町全体としてのイメージとしては商業が発達しているらしく
活気があり、あちらこちらから呼び込みや売り込みの声があがっている
「はぅー疲れたよぉ」
「本当に疲れましたね」
「あー確かにダルいな」
「む。修行がなってないぞ」
「僕はもっと疲れたんだけど」
俺とエミ以外のみんなは予想外に距離があったせいか大分疲れてるようだ
しかもリンは途中からヘバってシオンの背中に乗っている
「なんでぇ?」
なのに不思議がって聞いてくるリンにシオンは困ったように聞き返した
「…さぁ何でだと思う?」
「分かんない」
即答のリン
悪気0って感じだ
シオン御愁傷様だな
「まぁ今日は疲れたし依頼人の所に行くのは明日にしてサッさと宿に行こうぜ」
俺の提案にみんなが頷いたのを確認して学校側で手配されている宿に向かう
宿は男子と女子ってな感じで2部屋用意してあった
食事は自分たちで食べなければいけないため各自荷物を部屋に置いてみんなで食べに行くことにした
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