プロローグ

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すると水晶は凄い光を放ち周りの人々は一瞬驚きに包まれたあと歓声をあげた エホードも驚いていたがすぐにカレンの頭を優しく撫で元に戻るようにいった 「さすがエホードの娘だな」 「じゃあもうひとりも凄いんじゃぁないの!?」 周りの人々は口々にカレンを誉めながらもうひとりのカイルに注目していた 「カイルやりなさい」 カイルも言われて前に出て水晶に触れようとすると周りが一気に静かになった それに緊張しつつカイルはおそるおそる水晶に触れた 「えっ?」 しかし何も起こらなかった 周りがさっきと違う意味でざわめきだす 口々にどうなってるんだ、魔力無しか、最悪だなといいカイルに対して軽蔑の目を向ける エホードも驚きを隠せないのか口が開いたままだった そのなかでカイルは何度か水晶に触れなおすが水晶が光ことは無かった
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