プロローグ

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志郎「いいえ。ありがたく頂きます。」 はは~と頭を下げながら言った。 紀理子「うんうん、素直でよろしい!」 腰に手をあて満足そうに頷いた。 すると同時に信号が青に変わっていた。 紀理子「あ!青になった。チャチャと渡ってしまいましょ。ここの信号変わるの早いのよね。」 紀理子はそそくさと向こう側に行ってしまった。 紀理子「ほら~、志郎も早く~。…て何してんの~。」 志郎の方を見てみると歩きながら必死にペンダントを首に付けていた。 慣れていないせいかもたもたとして歩くスピードが遅い。 すると早々と信号が点滅しだした。
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