第一話 電脳少女と霊能少年の…邂☆逅!

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…春、と言えば皆さんは何を思い浮かべるだろうか? …桜? はい、確かにそうですね。桜は春に一番綺麗に咲く花です。 …眠気? はい、確かにそうですね。春眠暁を覚えず、という言葉があるぐらいだし、きっと春とは切っても切れない仲なんでしょうね。 …え?じゃあ私はなんだ…って? それは、勿論… …『出会い』、ですよ。 生魂町(いくたまちょう)。 総人口、そこそこ。 文明度、可も無く不可も無く。 特長、墓場が多い。 …そんな、特長があるようでない普通の町。 …けれど、この町には…ある、とんでもない秘密があるのです。 それは… 四月中旬、生魂町のとある高校のとある一年のクラス。 そこは今、ある情報によって持ち切りになっていた。 その情報とは… 「なあなあ、知ってるか?今日このクラスに転校生が来るんだってよ!」 …そう、二次元では最早お馴染みと化した…『てーんこーうせーい!』の情報である。 「へえ、転校生…ねぇ。また今の時期には珍しい…というかややこしい。一体なんでまたこんな時期に…」 「さあ?流石にそこまでは知らねーよ。けど…」 「けど?」 「転校生は…O☆N☆NAらしいZE!!」 「ふぅん…それは楽しみだな」 「しかもBI☆SYO☆U☆JYO…だと言う話だ!!」 「なん…だと…?」 「これはお近付きにならなくては…SO☆NだZE!!」 …どうやら事情通の情報だと転校生は美少女のようです。いやぁこのクラスの男子がうらやま… 「…ククク…これは楽しくなって来たな…だが貴様には会話すらさせはせんぞ遊〇!その女と異性交遊をするのはこの俺DAーーー!!」 「それはこっちの台詞だZE海〇!!お前に負けはしない!」 …え? 「ククク…俺の邪魔をするか。良かろう!ならば止めてみせろ!まあ俺の勝利へのロードは邪魔させんがなぁ!」 「うおおおお!やってやる☆ZE!」 あれ?いや、ちょ… 「来い!ブルー〇イズホワイトドラゴン(我が嫁)よぉーーー!!!」 「ならばこちらは!(王的格好いい(笑)ポーズを取りつつ)ブラック・〇ジシャ…」 やめてー!固有名詞叫ぶのやめてー!消されっから!作者消されちゃうから(著作権的な意味で)!
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