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「こんばんはー」
いつもの通り、バーに入ると、マスターがいつもの通り声をかけた。
「あ、あきちゃんいらっしゃい」
マスターはとても気さくで、ちょっとおかしな性癖を持っているけど、すごく幅広い知識を持っていて、話もつきない。人間として尊敬できる。
「マスター、なんか強いの作って。」
「わかった。」
俺はきっと…いや絶対浮かない顔をしている。なのに余計な詮索をしてくれない、そんな空気がとてもありがたい。
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