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ヒ「そうなんだ…ここすごく落ち着くもんね…」
姫はブラッドを見つめながら微笑む。
ブ「なぁ…」
ヒ「うん??」
ブ「可愛すぎ…」
ヒ「え…??」
その瞬間、唇に暖かいものが触れた。
ヒ「ん…っ」
もしかして私…
キス…されてる…??
そっと唇が離れる。
ブ「たく…っ俺がこんなに女に慎重になるなんてな…」
ようやくキスされたと言う実感がわいてくる。
ヒ「ブブブ…Σブラッドっ!?いいい今…!!」
ブ「あ??キスしたけど…??」
ブラッドは自信満々にニヤリと笑う。
ヒ「なんで自信満々なのッ…!?」
姫のツッコミを無視してブラッドは立ち上がる。
ブ「なぁ…姫??」
ヒ「な…なに??」
ブ「明日、街へ出掛けよう。」
ヒ「へ…??」
あまりにも唐突の誘いに唖然とする姫。
ブ「この城を降りた所に街がある。賑やかで良い街だぞ??」
ヒ「あ…う…うん!行く!!」
ブ「よし…決まりだな。」
ブラッドはフッと微笑み姫の頭をクシャクシャッと撫でた。
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