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天気の良いある日の昼下がり、姫は庭に出て紅茶を飲んでいた。
ヒ「ふぅ-天気が良くて気持ち-♪」
姫はそう言うと、大きく伸びをする。
ギ「今日は大変良いお天気ですね。」
そこへギルドがやって来た。
ヒ「うん!すごく気持ち良い♪」
ギ「そうですね。姫様、ブラッド様からお手紙が来ております。」
ギルドはそう言うと姫に一通の手紙を差し出した。
ヒ「ブラッドから??珍しい…。」
姫はそう呟くと手紙を開封した。
─────────────
姫、元気か??
俺は元気だ。
そろそろ、こっちの世界にも
慣れてきたか??
ってことで
姫、お前を嫁に迎えてやる。
だから明日お前を迎えに行く。
ちゃんと用意しとけよ。
─────────────
と言う内容だった。
ヒ「な…なにこれ…」
ギ「これは…ずいぶんと強引ですね…。どうします??姫様、行きますか??」
ヒ「う…うん。せっかく誘ってくれてるんだし…。」
姫がそう告げるとギルドはフッと笑みを浮かべた。
ギ「そうですか…。ですが、気をつけて下さいね。ブラッドは気に入った女性にすぐ手を出すと有名ですから…。」
ヒ「Σえぇ!?そ…そうなの!?」
ギ「はい。」
ギルドは相変わらず笑顔だ。
なんか急に不安になってきた…υ
大丈夫…だよね…??
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