。゚。*お城*。゚。

2/10
前へ
/145ページ
次へ
姫の城を出てからしばらくたった頃… ブ「もう少しで俺の城に着く。」 ブラッドが一言姫にそう告げる。 ヒ「ほんとに??楽しみだなぁ♪」 姫は満面の笑みを浮かべながらブラッドを見つめる。 それに答えるようにブラッドは、やわらかい笑みを浮かべた。 ブ「ほら、見えてきた。あれが俺の城だ。」 ブラッドは城の方へ視線を移し、姫に見るように促す。 姫はブラッドにつられるように視線を向けると、そこにはベージュ色のレンガで建ててある立派な城が建っていた。 ヒ「す…すごい…」 ブ「そうか??姫そろそろ降りるぞ。」 ヒ「うん。」 姫がそう返事をすると、ブラッドはゆっくりと地面に足をつけた。 改めて辺りを見渡すと、お城を囲むように木や色とりどりの花が咲き誇っていた。 そして城の敷地内の中央には大きな噴水… ヒ「すごく綺麗…でも意外っ!」 ブ「なにがだ??」 ヒ「だってブラッドのお城すごい可愛らしいんだもん。」 姫がそう言うとブラッドは得意そうにニヤリと笑った。
/145ページ

最初のコメントを投稿しよう!

156人が本棚に入れています
本棚に追加