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護りたい
そう思ったときには もう体は 動いていた
俺は 気づかれないように 新八と神楽の前に立ちはだかり 目を瞑った
〈ざしゅっ〉
銀時
『…っ』
肉の斬れる音がして 俺は ゆっくりと横に倒れた
痛い…かなり ざっくり いったみてぇだな
そんなことを考えていた。
新八と神楽は
俺をみて目を見開いて震えてやがる
銀時
『…そんな…顔す、んじゃ……ねぇよ……てめぇ、ら……のせい……じゃねぇ』
上手く呂律の回らない声を絞り出して俺は言い放った
新八
『銀さぁぁん!』
新八と神楽は 跪いて俺を抱きしめた…
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