ありがとう

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暖かい… これが人の温もり… この温もりを初めて感じたのは いつだったか。 松陽先生に 初めて会ったとき…か? 多分そうだな 俺の頭は そんなことを考えていた 銀時 『ハァ……ハァ…っ…げほっ…』 俺は 吐血をした 自分の口から 溢れでる血を眺めることしかできなかった 神楽 『銀ちゃん!絶対に死なせないアル!絶対 三人で万事屋に帰って また 仕事するアル』 神楽は涙目のまま 笑って俺に言った でも 俺は とっくにわかっていた。 俺は もう 死ぬ ことくらいな 銀時 『わ…りぃ。仕事は…、新八……と 神楽……と、定春で…やって…くれ』 段々と俺の声は 弱々しくなっていく 息も荒くなる 頭もボーとして瞼が重い 新八 『嫌です!万事屋は 銀さんがいないと成り立たないに決まってますっ!』 銀時 『…大、丈夫……だから……お前…らなら… 絶対に大丈夫だ…ごほっ…』 神楽 『銀ちゃん!?…嫌アル!死なないでヨ!!銀ちゃぁん!!死んだら許さないアル!!』 神楽は 泣き叫んでいる… 俺は 一旦 目を閉じると また ゆっくり開けて 重い腕を必死に持ち上げて 最後に残ってる力で二人の頭を撫でた 銀時 『…今…まで…ありが…とな……俺は………ぉ前、ら……に…会えて…幸……せだっ…た』 最後にそう言って 俺の手は 新八の頭から スルッと落ち ニコ と優しく笑い意識は途切れた                    あぁ… もっと生きたかった。 まだ こいつらといたかった だけど お前らといれて 幸せだった ありがとう… end‥
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