マーガリンの恋(中編)

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「ただいま~」   「お帰りなさい、ジャムさん」   「ただいま、マーガリン。そちらの方は?」   「初めまして、越前リャウマと言います。ジャムさんにチーズケーキの作り方を教えてもらいたくて来ました!」   「なるほど。それじゃあ、早速作ろうか?」   「はい、よろしくお願いします」   「ジャムさん!私も一緒に居て良い?」   「マーガリンはもうチーズケーキなんて完璧に作れr…」   ジャムさんは何となく朝マーガリンが話してたカッコ良い人が越前だと気付きました。バターも越前に懐いています。   「それじゃあマーガリンにも手伝ってもらおうかな?」   「はい!」   マーガリンは元気よく言いました。   「じ、ジャムさん…チーズケーキの前に…新しい顔を…」   満身創痍のアンパンが意識を取り戻しました。   「あ、アンパン!どうしたんだい?」   「だ、大丈夫ですか?」   ジャムと越前は心配そうに言います。   「…」   マーガリンは目でアンパンに『真実を喋ったら…フフフ』と語りかけます。   「いや、ナメック星人が僕をクリリンと間違えて気功波を撃って来たんです…」   アンパンは適当にごまかした。
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