マーガリンの恋(後編)

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「それじゃぁ先に新しい顔を焼くとしよう」   あまりにもアンパンの顔がヤバかった為、ジャムさんは速攻でパンを焼く事にしました。   「マーガリン、私は先にパンを焼くからすまないが越前君とバターの散歩に行ってくれないかい?」   ジャムさん…あんたナイスガイだよ!ナイスゲイだよ!(違) まさしく恋のキユーピーマヨネーズだよ!(違違)   「ジャムさんがああ言ってるけど…行きますか?」   マーガリンはドキドキしながら聞いた。   「アァン、アァン」   「そうだね、バターも行きたがってるし…行こうか!」   マーガリンは心の中でガッツポーズを364回した。   「じゃぁ、行ってきます」    「気を付けて行くんだよ?」   ジャムさんは2人と1匹を見送った後アンパンにこう言いました。   「アンパン…マーガリンに一体何をしたんだい?ナメック星人もクリリンもあの漫画のキャラなんだからここにいる訳ないだろうに…」   ジャムは全て見透かしたようにアンパンに言う。    『あの漫画』とはもちろん「ドラえもん」ではない。
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