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この日は龍達の住む都会も寒気に見舞われ、地面はうっすらと白化粧だった。 事務所を出て、空から落ちてくる白の雪をじっと見つめているのは矢口千尋。顔もスタイルもいたって普通。だがポケーとした顔で空を見ている顔にはどこか愛らしさを感じる。 龍「大人しく早く帰っておいで。マルちゃん」 事務所の窓をあけて上から顔を覗かせてるのは龍健人。 この探偵事務所の一応トップで一応探偵。 何故一応なのか、それは彼は髪がクルクルで目を覆う長さまで伸び、髭を伸ばし色白でひょろいとゆう、外見だからだからである。 千尋「龍!誰がマルちゃんよ!その呼び名ヤメって言ったでしょ!」
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