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くっくっくっと龍は笑った後、ちょいちょいと手招きした。
「早く帰ってこねぇと閉め出すからな☆」
そぉいい残し龍はぴしゃんと扉を閉めた。
千尋「えっ。ちょっ待ってよ!今戻るから!」
千尋は事務所の外の階段をかけ上がり、勢いよく事務所の中へ入った。
千尋「はぁ危なかった・・。龍はほんとに閉め出すからな;」
そんな文句を言っている千尋の肩についた雪をはらいながら、ココアを差し出したのは、内藤。
「千尋ちゃん、雪ははらってこないとね。温かいココア入れたから飲みな?」
千尋「わぁ!内藤さんやさしい!ありがとう~!それに比べて龍は・・・」
じとーっと龍を横目で睨む千尋。
「なんだよ?優しい男はね、この事務所に一人でいーんだよ。俺は厳しい優しさなの。わかる?」
千尋を人差し指で指しながらぷらぷらと指を動かす。
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