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千尋「龍・・。性格悪い。」 ケラケラと笑う龍は、千尋の頭をぽんと叩いた。 龍「あっあれじゃねぇか。弘之の別荘はs市だし、あそこは毎年降雪量多いで有名だからな。」 そぉ。千尋と龍は明日から、弘之、梨香と共に弘之の持つ別荘に行くのだ。 千尋「・・・そぅだね・・!また大切な思い出が1つ増える!だから龍。嫌がらせとかしないでよねッ!」 膨れっ面で話す千尋は愛らしさに溢れていた。 龍「はいはい。」 手をぷらぷらと振り、そっぽを向いた龍の腕を内藤は掴んだ。 ぼそりと呟く。 「今回の旅行がチャンスとか?」 ぐるんと内藤の方を向きなおした龍。 「なっ。なに言ってんすか!んなわけないじゃないすか!やめてくださいよ!」 小声で叫ぶ龍をみて内藤はニヤニヤと笑い、 「の割に顔は赤いねぇ。」 龍「内藤さんまでからかわないでください・・・」
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