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ツーカ、何話してる訳?
ギリギリまで近付くか♪しししっ
―ベル君は二人に気付かれない様に、近くの木々に隠れました。
「ツナー、頼まれてた物ってこれで良いんですかー?」
「あ。ありがとう!
助かったよ…フラン」
おー…カエルが沢田綱吉に頼まれてた物?何渡してんだよ…カエルのくせに。
「じゃー、ミーはこれで」
―用が済んだのか、フラン君が帰ろうとしたら…
「え?もう帰っちゃうの??」
―綱吉君がそれを阻止するかの様に可愛い台詞を吐く。
「えッ…ツ.ツナー?」
―ちょっと戸惑うフラン君。
ちッ何揺れてんだよカエルッ!!
「折角日本に来たんなら、ゆっくりして行けばいいと思うんだ…あれ?違うの?」
…ズレテル。
いや、沢田綱吉は至って普通のことを言った。むしろカエルの動揺がズレテル。
しししッ♪
アイツバッカじゃねー?
「ミー達は任務でジャッポーネに来ていますー。帰るとしたら借りてる宿でーす。」
―動揺をうまく隠したフラン君は綱吉君に向かってVサインをしました。
ツーカ…俺の時より数倍素直じゃね?…何かむかつく。
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