【本文】百人一首｜12ページ - 小説投稿エブリスタ

《歌意》冬の夜、天の川にかささぎがかけた橋に置いた霜が真っ白なのを見ると、いつのまにか夜もすっかりふけたことだなあ。《解説》｢かささぎの渡せる橋｣は、天の川にかささぎが翼を並べてかけるという天上の橋に宮中の階段をなぞらえたもの。天上の橋そのものとして幻想的な歌とも解された。《語法・文法》｢ぞ｣は強意の係助詞。｢ける(詠嘆)｣と連体形で結ぶ。

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