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-朝-
「おっはよぅ花菜子!」
「お、おはよう…友里亜…」
元気に花菜子と言う女性に挨拶をする友里亜と呼ばれた女性。
しかし、…花菜子は上手く言葉を返せない様だ。
「…? どうしたの花菜子?」
「だ、だって…今日は……その///」
「…あぁ、今日は……愛しの千晴とWデートだもんね!」
「で、デートって/////」
友里亜の言葉に真っ赤になる花菜子。
そうこの日(日曜日) は、花菜子と友里亜達…計4人でWデート? をする日であった…
…まぁ、一組はカップルではないが。
「そういえば徹は?」
「? まだ、だけど」
すぐに自分の彼氏……徹のことを尋ねる友里亜。
だが、花菜子はまだ来ていないと答える。
「え~…ま、良っか……
それより花菜子? …今日、頑張りなさい?」
「え、なんで?」
……………………………………
「はぁ…貴女ねぇ、分からないの? 今日で決めないと、今週で千晴は終り…来なくなるのよ?」
………………間………………
「あ!!!?」
「…天然? …それともバカなの?」
「なにもそこまで言わなくても…」
この様なやり取りをしていると…やがて約束をしていたらしい、千晴と呼ばれた男性と徹と呼ばれるがやって来た。徹は2人と同じ学園の生徒であり、クラスメイトだ。
そして千晴とは、その学園にの教育実習生として来ている……教師の立場の者。
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