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「黒くん?どうかした?」
「あっ、い、いや、なんでもない」
冷静に答えたつもりだったが、かなりどもっていた。
「……?」
春佳は訳が分からないっといった表情で首を傾げていた。
その姿も可愛いくて、また見とれてしまった。
……しかし、このままでは無限ループに陥ってしまう。
そう思った時、
「ただいま」
いいタイミングで婆ちゃんが帰ってきた。
「お帰り、婆ちゃん」
「あっ、お邪魔してます」
そう言って春佳は丁寧にお辞儀をした。
それから婆ちゃんに春佳の紹介をした。
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