変わった出会い ~part2~

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「へえ~。春佳ちゃんっていうの?よろしくね」 「はい!よろしくお願いします!」 婆ちゃんと春佳が楽しそうに話をしている。 俺は……。 みんなの昼飯を作っている……。 女二人で話をしてるから居場所がないんだもん……。 婆ちゃんからも命令されたし、何より春佳が「黒くんの作った料理が食べたい」なんて言うから……。 ちなみにメニューは、エビフライにロールキャベツだ。 ちなみにこれも、春佳からのリクエストだ。 「黒弥、まだかい?」 「あ~、はいはい。もう少し」 「ちゃっちゃとしな!」 「分かってる。今、持っていくから」 俺は、片手にエビフライの皿、逆の手にロールキャベツの皿を持ってテーブルに向かった。 転んだりするハプニングもなく持っていくことが出来た。 「美味しそう!黒くんって料理上手だね!」 「そうか?これぐらい普通だろ?」 「話はそこまでにして、食べるよ。わたしゃあ、お腹が減ってるんだ」 全くわがままな婆ちゃんだこと……。
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