597人が本棚に入れています
本棚に追加
「おーい。大丈夫か?」
近寄ってみると、この女の子……。
かなり可愛いじゃないかっ!!
滴る汗、苦しそうな呼吸、そして標準よりも大きい胸。
はぁはぁはぁ……。
ヤバいっ。超変態モードになってるから俺!
「あー、悪いっ!」
俺はその女の子を背負って、婆ちゃんの家に向かった。
ああ。
背中に当たる柔らかい二つの塔……。
「えーい。しっかりしろ、俺っ!」
俺は常に襲いかかってくるピンクの思考を押さえ込みながら、婆ちゃんの家を目指した。
押さえ込んでいる内にいつの間にか婆ちゃんの家に着いた。
「婆ちゃーん!ちょっと来てくれ!」
「なんだい、黒弥?わたしゃ、今忙しい……んだよ……」
婆ちゃんが俺を見て固まる。
正確には俺の背負っている一人の女の子を見ているのだが。
「黒弥……。あんた、もしかして……」
婆ちゃんは驚愕の表情を浮かべたまま、口を開いた。
最初のコメントを投稿しよう!