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落ち着いた私は、帰りに職員室に寄った。
運んでくれた、納見先生にお礼を言いたかったからだ。
『失礼します…』
納見先生の机は、扉のすぐ前にある…
なので、名前を呼ばなくても、目を合わせればすぐ出てくれた…
『お前…大丈夫か?』
『はい…やっと落ち着きました…でもまだ、咳が止まらなくて…』
『そうかぁ…明日、テスト何なん?』
『数学と、英語です…』
『俺が見ても、明日来れる状態じゃなさそうやから…桐生先生に休みますって言っとき!呼んで来てあげるわ!!』
そういうと納見先生は、桐生先生を呼びに行ってくれた…
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